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カルミナ・ブラーナとMJの運命の車輪

The Platinum CollectionThe Platinum Collection
(2009/10/20)
Enigma

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 カール・オルフ 7月10日生まれ 


カール・オルフはドイツの作曲家であり教育者。
代表作として全25曲(24+1曲)で編成される「カルミナ・ブラーナ」があります。
・・・といわれても、あまりなじみがないかもしれませんが。「O Fortuna(ああ、運命の女神)」という曲を聴けば「あ~、あれか」と認識される方もいらっしゃるかもしれません。

もともと「カルミナ・ブラーナ」とは修道院で発見された世俗的詩歌集のことで、カール・オルフはその詩歌集に基づいて作曲しました。
マイケル・ジャクソンのショートフィルム集やコンサートのオープニングで使用されている「O Fortuna」はMJファンにはおなじみの曲です。TVのジングルなどでもよく使われてますね。
三部構成のカンタータ「カルミナ・ブラーナ」の中では最初と最後に配されています。


O Fortuna(ああ、運命の女神)


以前「マイケルが愛したチャイコフスキー」のお話をさせていただきましたが、この「O Fortuna」という曲もマイケルチャイコフスキーと同じ効果というか、ストレートな表現でわかりやすく(悪く言えばあざとい)、とてもインパクトのある曲ですね。
オープニング曲として注意をひきつけたり、期待感を高めたりするのに適した曲という感じがします。


そして、歌詞にも注目してみましょう。Wikipediaの概訳を転載します。

「運命の女神よ、貴女は月の如く満ちたり欠けたり、常に定まらない。
人生も同じこと、確かなものは何もなく、運命に弄ばれ貧乏も権力も 氷のように無に帰する。
恐るべき空虚な運命よ、おまえは車輪の如く回ってゆく。
信頼能わず、隠れたら現れ、健康と徳を授けたらすぐに 欲情と背反をよこす。
我らは常に憂悶しながら、たえず恐れおののく。
さあ、運を掴んだ者も投げ落とされた者も、私と共に運命に泣こう!」

もっと詳しく知りたい方はこちらにラテン語原詩、英語訳詞、対訳が紹介されています。
http://victorian.fortunecity.com/rodin/485/carmina.html


407px-CarminaBurana_wheel.jpg ←クリックで大きくなります

さらにこの詩には挿絵があり(上の画像)、真ん中にあるのが「運命の車輪」と「運命の女神フォルトゥナ」です。運命の車輪の左には這い上がる人間、上には頂点に上りつめた人間、右には転落していく人間、そして下には車輪の下敷きになってしまっている人間が描かれています。車輪は回るので当然、4人の人間の立ち位置も変わっていきます。一方が昇れば一方が沈む。頂点で輝いている者も、時が経てばいずれ車軸の下に潰される・・・。
参照:http://www.geocities.co.jp/MusicHall/6654/karumina3.htm



マイケルは何故この曲に惹かれたのだろうか・・・。


頂点へと順調に上りつめたと思われたマイケルの成功。
上のBrace Yourselfの映像はまさに絶頂期のマイケルの姿を多く映し出していますが・・・。
世間の喧騒やファンの興奮とは裏腹に、不気味に回り続ける運命の車輪の音を、ただひとりマイケルだけは静かに聞きとっていたのかもしれません。


1993年、嫌疑をかけられたマイケルはこう言ったそうです。
「神様がどうしてこんな事をするのかは解らないけれど、僕は甘んじて試練を受けるよ。ガンジーやキリストがそうだったようにね」。



最後に「O Fortuna」をサンプリングした曲もなかなか素敵なので聴いてください^^
Gravity of Love - エニグマ


幻想的な曲に仕上がってますね。映像も非常に耽美的で強い印象を残しています。。。
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