タグ:フランソワーズ・サガン の記事一覧

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ブラームスはお好き??

←当時もビュッフェの絵が表紙だった
↑ブラームスに関してはこちらを参照


フランソワーズ・サガンの書いた小説で「ブラームスはお好き」という作品があって少女時代(←いちお、あったんだよーw)私はこれを読みました。

内容はほとんど忘れてしまいましたが、「ブラームスはお好き」という言葉がなんとも大人っぽい響きに聞こえ、何かが始まりそうな予感のする(実際始まるんだけど。。)意味深さがあって。見てはいけないものを見てしまうような好奇心で、物語に引き込まれていった記憶があります。

でもなぜブラームスだったんだろう・・・?
たしかにブラームスのしっとりと流れてゆく音楽は、フランス小説に似合っている気がします。


物語の主人公は年上の恋人と自由な関係を築きながらも、倦怠感を感じ始めた39歳の女性。彼女に恋をした25歳の青年がコンサートに誘うため、彼女への手紙に書いた言葉が「ブラームスはお好きですか?」。

ここはポップでもロックでもシャンソンでもなく、やはりブラームスというのがしっくりきます。


ヨハネス・ブラームスは同時代の作曲家たちとは少し違う路線を歩んでいました。
当時は文学的要素を盛り込んだ新しい形式の音楽が主流となりつつありましたが、ブラームスはベートーヴェンの確立した絶対音楽を継承していたのです。
絶対音楽というのは文学性や標題を排除して、音の要素のみで作られる音楽のことをいうのだそうです。

サガンが小説の中で音楽を登場させるにあたって、文学性や演劇性を感じさせるものであっては、物語の進行の妨げになると感じたのかもしれません。

激しさやクセがなく年上の女性を誘うのにふさわしい音楽として、サガンはブラームスを選んだんじゃないかとも思いました。

年上の女性で思い出しましたが、ブラームスはシューマンの妻クララと恋愛のような友情のような深い関係にありました。シューマンの死後も結婚することはなかったものの、ブラームスはクララや子供たちの面倒を見、その関係は生涯にわたって続いたといいます。二人の間で数千通もの手紙が交わされ、そこにはいたわりや尊敬、愛する気持ちが綴られていました。

・・・クララはブラームスより14歳年上で、「ブラームスはお好き」の登場人物とぴったり符合しています。

青年にとって「ブラームスはお好き」とは「あなたを生涯愛し続けます」という、ひたむきな想いを込めた言葉だったのではないかと思ったのですが・・・。

ううっ、やっぱり読み返さなきゃダメかなぁ・・・(本がないのに手探りで書いてしまった。。)

ところがサガンはかつて「ブラームスでもなんでもよかった」と発言していたそうです。
ええっ!ショック!!(笑)そうなのかぁ・・・。
いやいや、そこはやっぱりブラームスでなきゃいかんでしょっ!www

多分記者をケムにまくつもりでそう言ったに違いないんです(と、信じたい私)。
真相を知りたいが、当のサガンは6年前の今日他界してしまいました・・・。


交響曲第3番第3楽章 ポコ・アレグレット/ヨハネス・ブラームス作曲



クララも音楽家だった
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